TEATE(テアテ)は現役医師が代表を務める退職代行・給付金サポートサービスですが、設立からわずか1年程度で、登記住所とオフィス所在地に矛盾が見られるなど気になる点もあります。
この記事では、TEATEの料金体系や口コミ・評判、運営会社の信頼性について徹底的に調査した結果をお伝えします。
TEATE(テアテ)は医療SaaS企業が運営する新興の退職代行・給付金サポート
TEATE(テアテ)は、株式会社医伝士(旧社名:インダストリア)が運営する退職代行・給付金申請サポートサービスです。退職代行単体のプランに加え、失業手当や傷病手当金の申請をサポートするプランを提供しています。運営会社の本業は医療機関向けソフトウェア開発であり、給付金サポート事業はサイドビジネスとして展開されています。
| サービス名 | TEATE(テアテ) |
|---|---|
| 公式サイト | https://teate-support.jp/ |
| 運営会社 | 株式会社医伝士(イデンシ)※旧社名:インダストリア株式会社(2025年5月変更) |
| 代表者 | 宗 大貴(そう ひろたか)/慶應義塾大学医学部卒・耳鼻咽喉科専門医 |
| 設立 | 2024年4月 |
| 法人番号 | 6010001244176 |
| 住所(特商法) | 東京都中央区新川2-10-1-1315 |
| 住所(会社概要) | 東京都中央区新川1丁目7-1-612 |
| 連絡先 | info@idenshi.net(電話番号の記載なし) |
| 資本金 | 17,470,000円 |
| 本業 | 医療機関向けソフトウェア開発(訪問看護向け音声記録アプリ「kowairo」) |
料金体系
TEATE(テアテ)の料金は特商法ページで確認できます。退職代行単体と、給付金サポート付きの2プランがあります。
| プラン | 料金(税込) |
|---|---|
| 退職代行 | 29,800円 |
| 給付金サポート(失業手当のみ) | 298,000円 |
| 給付金サポート(失業手当+傷病手当) | 398,000円 |
分割払いは2回まで(手数料なし)。支払方法は銀行振込とクレジットカードに対応しています。
返金保証について、FAQ欄では「全額返金保証あり」と明記されています。しかし特商法では「業務着手後の利用者都合によるキャンセルは原則不可。給付金サポートは別途返金保証規定が適用される場合あり」とされており、その「別途定める返金保証規定」の詳細はサイト上で公開されていません。返金条件の全容が不明な点は契約前に直接確認すべきです。
TEATE(テアテ)の口コミ・評判は現時点で確認できない
2026年3月時点で、TEATEに関する口コミや第三者レビューは確認できませんでした。Googleマップの口コミ、SNS上の投稿、口コミサイトのいずれにも利用者の声は見当たりません。
口コミは見つかりませんでした。LP上の著作権表示が「(C) 2026 TEATE」であることから、サービス開始が極めて最近と推測されます。利用者がまだほとんどいない可能性が高いです。
口コミは見つかりませんでした。第三者による評価が一切存在しないため、サービス品質を事前に判断する材料がありません。
口コミがゼロという事実自体がリスク情報です。数十万円の契約をする前に、利用実績のある事業者と比較検討することを強くおすすめします。
TEATE(テアテ)は複数の不透明な点がある
TEATEの公式サイトと登記情報を調べた結果、契約前に知っておくべき事実がいくつかあります。以下は推測ではなく、確認できた客観的事実です。
特商法と会社概要で住所が異なる
特商法ページの住所は「東京都中央区新川2-10-1-1315」(Sタワー、タワーマンション一室)、会社概要ページの住所は「東京都中央区新川1丁目7-1-612」(別のマンション一室)です。同じサイト内で住所が2つ記載されており、どちらが正式な所在地なのか判断できません。特商法の記載と実際の所在地が異なる場合、国民生活センターも注意を呼びかけている消費者トラブルの典型例に該当する可能性があります。
運営会社の本業は医療SaaS開発
株式会社医伝士の本業は訪問看護向け音声記録アプリ「kowairo」の開発です。2025年6月にはプレシードラウンドで2,500万円の資金調達を実施しており、医療ITスタートアップとしての活動が主軸です。退職代行・給付金サポートは本業とは無関係のサイドビジネスであり、この分野での専門性や実績は確認できません。
設立1年で社名変更、LP上に会社名が目立たない
2024年4月の設立からわずか1年で「インダストリア株式会社」から「株式会社医伝士」へ社名変更しています1。LP上では運営会社名がフッター最下部の小さなリンクでしか確認できず、FAQ内では「医伝士では」とブランド名のTEATEではなく法人名で説明している箇所もあり、ブランドと運営会社の関係が整理されていません。
特商法に電話番号の記載がない
特商法ページにはメールアドレス(info@idenshi.net)のみ記載されており、電話番号がありません。トラブル発生時に電話で連絡が取れない可能性がある点は、数十万円のサービスを契約する上でリスク要因です。
返金保証の詳細が非公開
FAQ欄には「全額返金保証あり」と書かれている一方、特商法では「業務着手後のキャンセルは原則不可」とされ、返金保証は「別途定める規定」に委ねられています。その規定がサイト上に公開されていない以上、どのような条件で返金されるのかは契約前に書面で確認する必要があります。
TEATE(テアテ)のメリットは退職代行と給付金サポートの一体提供、デメリットは実績不明な点
公式サイトから読み取れる情報をもとに、メリットとデメリットを整理しました。
- 退職代行と給付金サポートをワンストップで依頼できる:退職代行(29,800円)と給付金サポートを一つの窓口で完結できるため、別々の業者に依頼する手間が省けます。
- 退職代行単体の料金は標準的:退職代行29,800円は業界の相場帯(2〜5万円)に収まっており、極端な高額設定ではありません。
- 分割払いに対応(2回・手数料なし):一括で支払えない場合、2回分割が利用可能です。手数料がかからない点は負担軽減になります。
- 代表者が医師(耳鼻咽喉科専門医):直接的な退職サポートの専門性とは異なりますが、代表者が慶應医学部卒の医師であるという経歴は公開されています。
- 口コミ・利用実績がゼロ:2026年3月時点でGoogleマップ、SNS、口コミサイトのいずれにも利用者の声がありません。サービス品質を事前に判断できません。
- 給付金サポート料金は29.8〜39.8万円と高額:失業手当のみで298,000円、傷病手当込みで398,000円です。実績不明のまま数十万円を支払うことになります。
- 返金保証の条件が不明確:FAQ上の「全額返金保証」と特商法上の「原則返金不可」の整合性が取れておらず、詳細な返金規定も非公開です。
- 運営会社の本業が別分野(医療SaaS):退職・給付金分野での専門性や実績を示す情報がサイト上にありません。
- 特商法と会社概要で住所が矛盾:どちらが正式な所在地か不明で、事業者としての信頼性に疑問が残ります。
- 特商法に電話番号なし:メール連絡のみで、緊急時の対応に不安があります。
TEATE(テアテ)の利用の流れは3ステップ
公式サイトに記載されている情報をもとに、利用の流れを整理しました。
公式サイトからLINE登録またはメールで問い合わせを行います。現在の状況やプラン相談が可能です。
退職代行のみ、給付金サポート(失業手当のみ or 傷病手当込み)のいずれかを選択し、契約・支払いを行います。銀行振込またはクレジットカード、2回分割にも対応。
退職代行の場合は会社への連絡を代行。給付金サポートの場合は、失業手当や傷病手当金の申請手続きについてサポートを受けられます。
TEATE(テアテ)とよりみち給付金サポートの比較
給付金サポートを検討している方向けに、TEATEとよりみち給付金サポートの主要な項目を比較しました。
| 項目 | TEATE(テアテ) | よりみち給付金サポート |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社医伝士 | 株式会社よりみち |
| 料金(傷病手当+失業手当) | 398,000円 | 360,000円(月々3万円分割OK) |
| 料金(失業手当のみ) | 298,000円 | 一括払い割引あり(要問い合わせ) |
| 退職代行 | あり(29,800円) | 要問い合わせ |
| 口コミ・実績 | 確認できず | 口コミあり |
| 返金保証 | 条件非公開 | あり(詳細は要確認) |
| 特商法の電話番号 | 記載なし | 記載あり |
| 運営の専門性 | 本業は医療SaaS | 給付金サポート専業 |
| 設立 | 2024年4月 | 運営歴あり |
TEATEは退職代行を単体で提供している点が独自の強みです。ただし、口コミ・実績がゼロであること、返金保証の条件が非公開であること、運営会社の本業が別分野であることを踏まえると、給付金サポートに関しては実績のある事業者と比較して慎重に判断すべきです。
他社と比較検討中の方は、その旨を伝えるとお得になる場合もあるので、まずは相談してみることをおすすめします。
TEATE(テアテ)に関するよくある質問
TEATEについて気になる点をQ&A形式でまとめました。
まとめ:TEATEは実績不明のまま契約するにはリスクがある
TEATE(テアテ)は、退職代行と給付金サポートをワンストップで提供する新しいサービスです。退職代行29,800円は標準的な価格帯ですが、給付金サポートは29.8万〜39.8万円と高額で、口コミ・実績がゼロのまま契約するにはリスクが大きいと言えます。
特に注意すべきは、特商法と会社概要で住所が異なること、返金保証の詳細が非公開であること、運営会社の本業が医療SaaS開発で退職・給付金分野の専門性が不明なことです。
給付金サポートは決して安い買い物ではありません。契約前に複数の事業者を比較し、口コミや実績、返金条件を確認した上で判断してください。



